恋だの愛だの

この漫画の魅力は登場人物が個性的でおもしろいところです。

主人公の苗床かのこは今まで友達をつくらず、人間観察が好きな女の子でした。

しかし、中学3年のときの転校先で出会った、友達のおかげで、高校は明るく過ごしたいと思うようになりました。

中学のときの友達のイケメンでモテモテの椿くんとかのこの学園生活が物語の中心になっていきます。

椿くんはかのこに片思いをしています。

にぶいかのこにアピールをしていますが、全く気づかれていません。

高校からは変わろうと思っているかのこですが、どうしても人間観察をするくせが抜けません。

かのこと椿はなりゆきで新聞部に入部します。

二人の通う高校は文化部が目立っていますが、新聞部は部員不足で悩んでいます。

新聞部は存続の危機でしたが、かのこの機転を生かして、乗り越えます。

椿くんは、かのこは人と関わることが実は好きではないかと気がつきます。

そこでかのこにもっと人と接する機会がもてるように、二人で生徒会に入ることになります。

生徒会長の矢吹先輩はクールで、厳しいことで有名です。

矢吹先輩は、はじめはかのこのことを信用していませんでした。

しかし、かのこの頭の回転の早さと、驚かされる意見で、次第にかのこを気になりだします。

恋のライバルが現れた椿も気が気でありません。

地味に生きてきたかのこが、まさかの学校で人気の二人の心を奪ったのです。

かのこは今まで恋愛に全く興味がなかったので、はじめてのことに悩みます。

矢吹先輩がかのこに告白したことが、高校で知れわたり、かのこはまわりから注目されます。

椿くんもかのこに告白をします。

椿くんとかのこは親友で、いつも行動を一緒にしてきました。

かのこは友達として好きなのか、恋愛感情なのか、答えをなかなか見つけることができません。

私はこの作品と出会ってから、椿くんの恋心を応援していました。

しかし、この作品の魅力は恋愛よりも、学園生活の人間関係だと思います。

そのため、友達としてのかのこと椿くんとの関係も好きでした。

最後にかのこと椿くんは付き合うことになります。二人の会話のやりとりは変わらず面白かったので、私はこの結末にとても満足しています。

恋愛系の少女漫画とは少し違いますが、多くの人に読んでもらいたい作品です。